ストロベリーナイト

やっと観てきました、ストロベリーナイト
割と小さな劇場だったからかもだけど、お客さんたくさん入ってた!
以下ネタバレ含むのでたたみます。


言ってしまえば今回の話、事件そのものは難解でもなんでもなくて。姫川とそれを取り巻く人々との人間関係が核なわけです。だからこそそれぞれが関わって関係や気持ちが変わっていくところが面白いところなのですがやっぱり2時間強では全て描くのは難しいのですよね。端折られすぎてちょっと勿体ないなーって思うことが多かったのも事実。牧田と弟子とか、柳井と彼女とのエピソードなんかはもうちょっとあっても良かったかなーなんて思います。物語の大事な部分だった気がするから。って、このふたつ入れてたら間違いなく時間足りなくなっちゃうんだろうけど。難しい。

観ていて思いのほか姫川と菊田の関係が描かれていたのがちょっと意外でした。わたしはあのふたりにはずっとあのままでいてほしかったというかそんなに進まないでいてくれた方が良かった><最後のシーンでの菊田の一言がどっちにでも取れるから気になってしまう。これは原作にはなかったシーンです。
観ていて良かったと思ったシーンはやっぱりずっと単独行動していた姫川のところに班全員が揃って事件に挑み始めるところかな。部下たちの真っ直ぐさと逞しさに惚れ惚れしてしまった。姫川班かっこいい・・!

映画を観てわたしがとにかく言いたいことはこれを観たあとには先日やっていた「アフター・ザ・インビジブルレイン」をもう一度見るべきだということ。わたし自身映画観る前に先にアフター見ちゃったけどもう一回見る。特にノリ(小出くん)のストーリーはこの事件後の話なんだと思うと「ああ…」と悲しくもなるし深く染みます。

連続ドラマのときから熱心に見てたというわけではないけど原作の力もあって楽しませてもらいました。キャスティングが秀逸だと思います。素敵な作品に出会えて良かった。まるちゃんも出番が多いというわけではなかったけど姫川班のひとりとして作品の大事な一要素となっていたと思う。良かったー。

(おまけ)
始まる前の予告では脳男とプラチナデータが面白そうだった!ひたすらジャニーズ(笑)。